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富士山②~頂上へ

当日は5時15分起床。
何故なら始発のバスに乗らないと間に合わないから!
早起き苦手だから、すごい緊張した。

登山するぜ!という万全の服装でバスに乗り込んだので、
ものすごい浮いてるんだけど
「富士山だ富士山だ!」と、自分自身が浮かれていたので
ほとんど気にならず。
ただやっぱり傍目には「何かしに行くんだな」と思われる服装なのか
羽田で買い物した時に「頑張ってくださいね」と声をかけられた。

全員が初心者なので、ガイド付のツアーにした。
ツアーのバスは、羽田であたしを拾い
新宿で残りの5人を拾って、富士山5合目に向かう。
※途中、談合坂SAに寄った。帰りは寄らなかった。
富士山②~頂上へ_c0139765_00423200.jpg
バスにはあたしたちの他にもお客さんがいて
全部で28人だった。
全体的に若い人が多い気がした。
それもそのはず、このツアーは富士山のツアーの中では
割と過酷な部類の弾丸ツアー。
そうと知ったのは、もう登り始めた後だったけど(笑)

5合目に到着したのは15時半。
富士山②~頂上へ_c0139765_00423301.jpg
ここで登山準備をして、不要な荷物は置いていく。
(翌日の着替えとか)
ツアーで行くと、専用の着替える座敷が用意され
荷物も預かってくれる。
心配な場合はコインロッカー(有料500円)もある。
コインロッカーはそれほど数は無かったけど、
使わない人も結構いるので、
空きがあるくらいの状態だった。

事前の情報では高山病対策として、
身体を慣らすために5合目で1~2時間過ごすとのこと。
だったら登山準備をして
登山って感じの服装にして
富士山メロンパンとかもって写真とか撮ろうよ~!
なんて言ってたのに
あたしたちに与えられた時間は1時間。
え?
しかも、慣れない登山準備に手間取り、
あっというまに集合時間。
そして、出発。

5合目~6合目までは、登山遠足?って感じの登り具合。
楽しくおしゃべりしながら
山のルールなんかを教えてもらう。
休憩するときは山側に寄って、
登山者の道をふさがないというのが一番大事とか。

6合目でトイレ休憩。
富士山のトイレはお金がかかる。
1回200円
頂上は300円。
(とはいえ、任意ってかんじのボックスなので、
お金払ってない人もいるだろうなぁ)
なので、100円玉はいっぱい持ってきた。
25枚くらいもってきた。
水分やおやつを補給したいと思った場合も、
ペットボトルが500円とかの富士山価格で売ってるので。
小銭は大事だと思う。
富士山②~頂上へ_c0139765_00423392.jpg
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6合目から見上げると、上の方に山小屋がずらーっと並んでいるのが見えた。
ここからあそこまで登るのかぁ・・・
いやいや、あれは7合目だった。
あたしたちはここからは見えていない
もっともっと上まで登るんだ~(驚)

6合目から急に険しくなる。
軍手必須。
ストックで登ってる人もいたけど、
あたし的には手で岩を掴んで登る方が楽だった。
それでもあたしたちはまだ元気。
高山病怖いね~
意識して深呼吸!
くだらないことをしゃべりながら登っていく。
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あと一息で7合目の宿泊場所、花小屋!ってとこで
ふぅちゃんが遅れだした。
貧血でドクターストップすれすれだったふぅちゃん。
鉄分注射を打ってきたらしいけど、顔色悪め。
もうすぐ小屋だから頑張ろ!という気持ちで
あたしたちは手伝ってしまった。

花小屋到着~~!
富士山②~頂上へ_c0139765_00423307.jpg
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するとガイドさん
「おねーさん!ここでリタイアしましょう!
荷物を持ってもらった時点でアウトです。」

え???

「ここでこの状態だったら、頂上は無理です。
途中で具合が悪くなって、自力で降りられなかったら
いろいろお金がかかりますよ!
はい、名前おしえてください。」

もうこっちが悩む暇もないくらいに畳み掛けてくる。
勢いに押されて、ふぅちゃんはリタイアすることに。

安易に手伝うんじゃなかったね。
あたしたちは夕食の牛丼を食べた後、反省した。
仮眠したら身体が慣れて、登れるようになるかもよ?と
淡い期待を抱いたけど、なんと仮眠時間は1時間半。
ぜんっぜん寝れないww
疲れてるだけあって、横になるのは心地よかったけど
朝のまどろみタイムみたいな。
寝てるような・・・寝てないような・・・。
しかも一つの布団に二人で寝るという。
知らない人とだったら、キツイねという状態。
偶数で来ててよかったかもね(笑)
あっというまに起床時間。
登頂に備えて防寒とヘッドライトを用意。
ストックは封印して、あたしは軍手を装着。
防寒と言っても、あたしは薄いジャージを一枚羽織るだけにした。
途中までは正解だと思った。
寒くもなく、暑くもなく。
後で泣きを見ることになりますが。

まだ少し顔色の悪いふぅちゃんに少し罪悪感を抱きながら、
あたしたちは21時半に7合目の花小屋を出発。
そしてその罪悪感は5分でふっとんだ。
置いてきてよかった!!!
7合目までの道のりとレベル違う(笑)
暗いのでヘッドライトの明かりを頼りに
「間を開けないでください!!」
と言われて、ひたすら前の人を追いかける。
岩を登って、山小屋へ。
また岩を登って、次の山小屋へ。
寝起き?の身体には過酷な道のり。
何個目かの山小屋に付いたところで、ツアーの一人がリタイアした。
若そうな女性。学生かな?という雰囲気の。
ここでリタイアした場合、
具合が悪いってのに、
この暗闇の中、
登ってくる人々を避けながら、
今登ってきた岩を一人で降りて行って山小屋へ戻らなければならない。
か、過酷~~!!
ふぅちゃんあそこでリタイヤしておいてよかった~~(笑)
むしろあたしらぐっじょぶーー!!

ツアーでは、体力のない人を列の先頭に置くらしい。
後ろに行けばいくほど、付いていくのに体力を使うらしい。
登山初心者の運動不足のアラフォー女性。
前に行った方がいいだろうと、
ガイドさんの後ろに付いていた。
なので、自然とガイドさんといろいろ話すことに。
(高山病予防のためには話しながら登る方がいいらしい)
ふとした会話で
「あー、さっきからあくびがとまらないや」と言ったあたし。
「それは高山病の初期症状です」
目をつけられた。
やばい、こんなところに捨て置かれたら、帰れない!!!
必死に深呼吸~~~!

少しSっ気のある、渋滞嫌いなガイドさん。
遅くなると混みます!
急ぎましょう急ぎましょうと、どんどん登っていく。
あたしも深呼吸を心がけて必死についていく。
「おねーさん、足腰が強いですね。」
ほ、褒められた?
道産子ですから。

7合目~8合目は、ハードな岩登りだった。
8合目からはストックが役立つ感じの、山登りだった。
途中の休憩で、おやつを食べる。
美味しい!!
途中まで牛丼が胃に重いとおもっていたのに
いつの間にか凄い空腹。
満天の星空を眺めてお菓子を食べる。贅沢~。
ついでに雷も見放題。
なんかすごかった。
下の方でオレンジ色に光ったり、稲光が見えたりして。
雷に見惚れていたら、周りから歓声が。
今の流れ星すごかった!!
…みのがしたーー(涙)
あたしらは天気に恵まれていた。
風もほとんどなく(8合目過ぎたあたりから少し吹いてたかな)
雨も降らず、
歩いていると寒くないくらいの気温だった。
ただし10分休憩とかすると、ものすごい冷える。

9合目で防寒をフル装備した。
いや、フルじゃなかった。
ズボン、履いてなかった。
それがあたしの敗因の一つだと思う。

頂上直前、再び岩登りになった。
最後のスパートと言わんばかりに、休憩なしにぐいぐい登っていくガイドさん。
ここを登りきればゴールですから!
し、しんどい。。。
空気が薄いせいもあるのか
通常であれば寝てる時間なのに、完徹で岩を登っているからなのか
お腹が空いていたのか
いや、全部だったんでしょうね。
最後の岩登りがしんどい!
「もーーつかれた」というと
「え、私楽しい」とまりさん。
さすがです(笑)

無事に二人で頂上の鳥居をくぐる。
ゴール!!
つかれたーー
岩場に座り込んで空を見あげる。
あー
気持ちいい。
ここ風もないし、いい景色ー。
と、星空見上げてボーっとしてたあたし。
その間にズボンをはけ!!!お菓子を食え!!





by panya_poppo | 2017-08-26 00:40 | 日記

ノア(アビシニアン♂)+アリス(ノルウェージャン♀)のブログだったけど、最近は育児記録になってます
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